リウマチは、悪化すると骨にまで異常が出てしまい、身体が動かなくなってしまいます。
関節痛を伴う疾患はいくつかありますが、リウマチには特徴的な4つの初期症状があります。
すべて当てはまっている場合は、できるだけ早急に病院へ行くようにしましょう。
関節の痛みを伴う疾患はたくさんあります。
普通の関節痛なのか、リウマチなのか、ほかの病気なのかは、リウマチの初期段階に現れる4つのポイントをチェックすれば見分けることができます。
○リウマチの代表的な初期症状
これらの症状が6週間以上続くと、リウマチと診断される可能性が高くなります。
しかし、基本的にこの病気の治療は、発症から3か月以内に始めることが好ましいとされていますので、必ずしも6週間様子を見ようとはせず、おかしいと思った段階で病院に行くようにしましょう。
しかしこれは、適切な治療をせずに放っておいてしまった場合においてのことです。
この疾患の治療には、薬物療法やリハビリ、時には手術することもあります。
これらは完全に病気そのものを治す方法ではありませんが、進行を防ぐことができます。
早い段階で治療を始めれば、発病前とほとんど変わらず日常生活を送ることも可能です。
普通の関節痛の場合、特定の1か所が痛むだけなら、風邪や冷え、ストレスなどの原因を取り除けば改善します。
リウマチの場合は、複数の部位に痛みやしびれ、腫れが起こります。
この病気は進行が早いので、少しでも違和感があった場合は放置せず、きちんと医療機関の診断を受けることが重要です。