身体の節々が痛む時に考えられる原因はたくさんあります。
一過性のものなら、安静にしているだけでも治まりますが、慢性的な症状や明らかな故障の場合、放置しておくと悪化する危険性があります。
また、痛い理由が思い当たらない、セルフケアをしても改善されない、という場合は、病気が隠れていることも考えられます。
冷えや風邪など、一時的な要因で関節が痛む場合は、原因となる症状が治まれば痛みも引くことがほとんどです。
しかし、姿勢や肥満などからくる関節痛は、生活習慣そのものを改善しなければ治まりません。
また、運動のしすぎによる故障は、放っておくと悪化する恐れがあるので、適切な処置をして安静にすることが大切です。
■姿勢の悪さや肥満によって大きな負担がかかっている
身体の重心がずれると、関節に大きな負荷がかかります。
特に膝は負担がかかりやすく、歩くだけでも体重の3倍、負荷がかかると言われています。
無理な姿勢を続けると、思わぬ箇所に力が入り、痛みの原因になるので、できるだけきちんとした姿勢で過ごすよう心がけましょう。
また、肥満の予防も大切です。適度な運動を習慣づけ、食事バランスにも気を配るようにしましょう。
すでに標準体重を上回っている方がいきなり激しいダイエットをするのはおすすめできません。
まずは軽いウォーキングなどで、身体をいたわりながらゆるやかに減量していきましょう。
■過度の運動で負荷がかかりすぎている
しっかりと身体をほぐさずに激しいスポーツをすると、腰や膝、足首などに大きな負担がかかります。
軽い症状でも、痛みや炎症が治まるまで運動は控え、湿布とテーピングをしておきましょう。
関節痛の症状を伴う病気もあります。代表的なのが変形性関節症と関節リウマチの2つ。
これらは激しい痛みやしびれ、関節の変形などを引き起こす病気です。
医師の指導のもとで服薬や正しいリハビリをすれば、痛みを和らげ、進行を抑えることができます。
痛みが病気によって引き起こされたものだった場合、自己流の処置では症状は改善されません。
薬やマッサージなどで対処してもまったく効果が表れない場合は、必ず医師の診察を受けるようにしましょう。
関節に痛みや違和感がある時は、まずは日々の生活習慣に原因がないかをチェックしてみましょう。
運動中に痛めた場合は、よく休んで絶対に無理をしないようにすることが大切です。しっかりケアしていてもなかなか症状が改善しない、ますます悪くなる、という場合は、必ず医師の診察を受けましょう。
病気が隠れている可能性があります。
関節痛サプリといえば、一番に思いつくのは、グルコサミン・コンドロイチンなどといったよく耳にする成分かもしれません。
しかし、近年新たな軟骨成分が注目されています。
それは、関節の成分の大部分を占めるといわれる、「非変性U型コラーゲン」と「プロテオグリカン」です。
軟骨の成分構成
つまり、非変性U型コラーゲンと、プロテオグリカンを摂取した方が、関節の健康維持には大切なのです。